
-ODeN-プロジェクト02のエスキス経過報告会でした。
市内のある敷地に対し「"シニア"の暮らす、"ハナレ"のある住宅」という設定。
自分は写真左端の敷地を担当しています。
敷地の長さを活かした内部空間は、半個室が連続的につながっています。
天井の高低差を設けたり、変形敷地による隣家との空きを活かし、
"シニア夫婦"の距離感に対応した心地良い居場所を意図しています。
また、本体とは切り離した"地上レベルのハナレ"と、
連続個室の終点に独立する"空中レベルのハナレ"、
ふたつの個性の異なるハナレを設けました。
"地上ハナレ"は着付けの先生をする奥さん、
"空中ハナレ"はプラモデルが趣味の旦那さんという設定で、
ふたりだけの日常のシーンと周囲の人たちが入り込む非日常のシーン、
何が起き得るか、そのための設えを再考です。